大阪府八尾市の夫婦ら3人がヤミ金融グループの取り立てを苦に心中した事件に絡み、大阪府警などの合同捜査本部は31日までに、別の事件で貸金業法違反(無登録営業)と出資法違反(高金利の契約など)で指名手配していた住所不定、自称貸金業経営金子容疑者(33)を逮捕した。
府警生活経済課によると、金子容疑者は全国規模のヤミ金組織の幹部。8月4日に大阪地裁で実刑判決を受けた組織トップの亀井浩次被告(43)の傘下7グループのひとつで、グループ長だった。心中事件では、同傘下の別グループの取り立て役らが逮捕された。
同課によると、金子容疑者は「無登録で高い金利を貸し付けるように部下に指導していた」と話しているが、共謀関係については「亀井被告は関係ありません」と否認している。
逮捕容疑は、2006年1~2月、亀井被告ら計20人と共謀。那覇市で沖縄県知事の登録を受けず貸金業を営み、顧客に法定利息の約56~83倍で金を貸し付け、利息を受け取るなどした疑い。
追加日 | 2010-08-31 12:14:00 |
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更新日 | 2023-07-14 19:21:06 |
引用元 | http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010083101000395.html |