無登録で貸金業を営んだとして、伊勢佐木署は3日、貸金業法違反(無登録営業)の疑いで、藤沢市遠藤、無職の男(52)を逮捕した。署によると、性交渉を条件に経済的に困窮する女性に貸し付ける「ひととき融資」と呼ばれる手口で、県警による摘発は初めて。
逮捕容疑は、昨年6月26日~7月25日ごろ、貸金業の登録を受けずに横浜市の無職女性(26)と埼玉県の専門学校生の女性(25)に計160万円を貸し付けた、としている。調べに対し「婚約者に貸しただけ」と供述、容疑を否認している。
署によると、男は会員制交流サイト(SNS)で、20~40歳の女性限定で借り手を募集。返済までの定期的な性行為を条件にしていた。SNSの書き込みなどを基に経済的に困窮する女性を見つけて、そのアカウントに勧誘のメールも送り付けていたという。
申し込みのあった女性には、審査と称して顔写真や裸の写真を送らせていたケースもあった。貸し付けの前後に女性と性行為に及び、「婚約証明書」と題する書類に署名もさせていた。
昨年10月に横浜市の女性から被害相談があり、署が捜査していた。
追加日 | 2022-03-03 21:41:00 |
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更新日 | 2023-01-08 20:04:04 |
引用元 | https://news.yahoo.co.jp/articles/fe25729e98712c8d3b16c07337a43d76cbbbc2c4 |