無登録で貸金業を営み、法律の上限のおよそ7倍の利息で道外に住む3人に金を貸し付けたとして札幌市の男ら5人が逮捕されました。警察は、この2年間で、違法な貸し付けで全国のおよそ230人からおよそ3800万円の利益を得ていたとみて、余罪についても捜査することにしています。
逮捕されたのは、札幌市白石区の無職、山谷容疑者(40)ら23歳から49歳の男5人です。
警察の調べによりますと、5人は貸金業の登録をせずに、去年3月から11月にかけて茨城県の男性などいずれも道外に住む3人に法律の上限のおよそ7倍の利息であわせて57万円を貸し付けたとして、貸金業法違反などの疑いがもたれています。
5人は札幌市内のアパートに拠点を設け、「ピース」などの名称で架空の貸し金会社を名乗り、電話で顧客を募っていたということです。
調べに対し5人は「ヤミ金をしていたことに間違いない」と供述し、いずれも容疑を認めているということです。
警察は、おととし1月以降、違法な利息で貸し付けを繰り返し44都道府県のおよそ230人からおよそ3800万円の利益を得ていたとみて、余罪についても捜査することにしています。
追加日 | 2020-02-05 15:00:00 |
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更新日 | 2023-07-14 18:51:24 |
引用元 | https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200205/7000017661.html |