無登録で貸金業を行い、高金利で貸し付けたとして、神奈川県警生活経済課は7日、貸金業法違反と出資法違反の容疑で、無職の飯島疑者(39)=東京都東村山市多摩湖町=ら男女10人を逮捕した。認否は明らかにしていない。
逮捕容疑は2月から7月までの間、無登録で貸金業を営み、岐阜市の男性会社員(48)ら4人に対して、計14回にわたって総額33万円を貸し付けた。また、4人から28回にわたって法定金利の約15~289倍に当たる高金利の利息計約35万円を受け取ったとしている。
同課によると、飯島容疑者らは都内に事務所を設けて「アバロン」などの名称で貸金業を営んでいた。ホームページ上で「ソフト闇金」とうたい、顧客の返済が滞っても返済の猶予を与えたり、返せない利息分の金を再び貸し付けるなどしていた。
今年1月から7月までの間に約3億円の入金があり、約1億6千万円の利益をあげていたとみられる。顧客は全国におり、事務所から押収した名簿には約2千人の顧客の名前があったという。
追加日 | 2018-11-07 20:45:00 |
---|---|
更新日 | 2023-07-14 18:53:34 |
引用元 | https://www.sankei.com/affairs/news/181107/afr1811070047-n1.html |