「給与を前借りできる」とうたって現金を貸し付ける「給与ファクタリング」の手法で違法な利息を受け取ったとして、福岡県警は28日、福岡市中央区の貸金業者「ルネディオ」(7日に閉鎖)の元社長と元社員3人の男女計4人を貸金業法違反(無登録営業)と出資法違反(超高金利)の容疑で逮捕した。県警は少なくとも全国約600人に計約3000万円を貸し付け、計約1800万円の利息を得ていたとみて調べる。
逮捕されたのは、元社長の清田朋章容疑者(41)=同市博多区店屋町=と、31~44歳の元社員3人。逮捕容疑は2020年3月25日~5月13日、横浜市の男性会社員(47)ら6府県の計10人に計63万7000円を無登録で貸し付け、法定金利を超える計27万9100円の利息を受け取ったとしている。県警は4人の認否を明らかにしていない。
県警によると、4人は1日当たり0・3%の法定上限を超える約1・85~5・92%の超高金利の利息を受け取っていたとみられる。
追加日 | 2022-01-28 12:13:00 |
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更新日 | 2023-01-08 20:04:04 |
引用元 | https://mainichi.jp/articles/20210128/k00/00m/040/072000c |