闇金に関するブログ(体験談や経験談など)

仮名・村田が体験した闇金の話
経験者 仮名・村田
年齢 30代
性別 男性
都道府県 静岡県
被害金額 100万円

高校を卒業した私は、アパートを借り、一人暮らしをすることにしました。

はじめは、アルバイトでも何とか家賃は払っていけましたが、家賃を払って、光熱費を払うだけでいっぱいいっぱいです。

このままではダメだと、私はアルバイトを辞め、その後正社員としての就職先を探し始めました。

しかし、いくつか面接を受けるも、なかなか採用されません。

貯金はほとんどありませんでしたが、すぐに仕事が決まると思っていました。

しかし、沖縄は求人が少なく、収入も全国の中でかなり低い地域です。

徐々に貯金が減り、次の家賃を払ったらお金が無くなってしまいます。

こうなったら、仕事が見つかるまで何処かでお金を借りるしかない、と思いました。

幾つか消費者金融を回りましたが、無職な私にお金を貸してくれるところはありませんでした。

困り果てて繁華街を歩いていた時、電柱に貼ってある一枚のビラが目に留まりました。

「無職OK!」読んでみるとそれは貸金業のビラでした。

藁にもすがる思いで、すぐにそこに載っている携帯番号に電話を掛け、少額ですがお金を借りることが出来ました。

しかし、返済の期日までは短く、借りてから10日後。

全額返済するのは、もちろん無理。

そのことを電話で問い合わせをすると、今回は利息の分だけでも良いと言ってくれました。

当時、無知だった私は、なんていい業者なんだろう。と勘違いをしていました。

無事就職が決まるも、給料は安く、家賃を払うだけで精一杯です。

借金の返済も、利息のみの返済が続き、この時ふと疑問に思いました。

いつまで借金を返済すれば良いのか。

利息のみで100万円近く払っていて、元金は殆ど減っていません。

このままずっと、返済していては、何も変わらないと気づきました。

そこで、インターネットで調べてみると、闇金だということを知りました。

その後は早かったです。

弁護士や司法書士について調べ、闇金の対応を頼めるところへ行きました。

払ったお金は戻ってはきませんでしたが、高い勉強代だと思っています。

もっと、自分に知識があれば、周りの人に相談できていれば、こんなことにはなっていなかったでしょう。

カテゴリー 体験談・実話
作成日時 2017-03-16 21:46:26
更新日時 2017-03-16 21:48:37

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