新たな手口の“ヤミ金”摘発闇金ニュース

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客とのやり取りは無料通信アプリ「LINE」を使い、利息などの回収は宅配便で行っていました。
警視庁は、ヤミ金グループで金の回収役だった男女6人を12日にも書類送検するとともに、摘発を逃れるため手口がより巧妙化しているとみて実態解明を進めています。

捜査関係者によりますと、このヤミ金グループはインターネット上で「ラッシュ」や「ワンダー」などの業者名で客を集め、法律で定められた上限を大幅に上回る金利で違法に金を貸していたということです。
申し込みをすると、その後のやり取りは無料通信アプリ「LINE」を使い、利息などは現金で宅配便の集荷センターに送るよう指示していました。
客と対面せず、連絡先の電話番号や金融機関の口座を明らかにしないことで捜査から逃れる狙いがあるとみられています。
警視庁は、東京都内などに住む4人に違法に金を貸し付け31万円余りの利息を受け取ったとして、金の回収役の60歳の男ら男女6人を12日にも出資法違反の疑いで書類送検する方針です。
警視庁によりますと、これまでの事情聴取に対して、いずれも容疑を認めているということです。

追加日 2018-12-12 06:46:00
更新日 2023-01-08 20:04:04
引用元 https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20181212/0022498.html
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