群馬県警は22日、年金受給者を相手に「ヤミ金」を営んだとして、貸金業法違反(無登録営業)の疑いで、同県高崎市の「だるま質店」経営岡崎容疑者(60)=前橋市古市町1の43の7=と従業員の男の2人を逮捕した。
県警は22日に店舗などを家宅捜索し、押収した資料から約300人に総額約1億8千万円を貸し付けていたとみて捜査している。
逮捕容疑は2012年1月~13年3月、群馬県知事の登録を受けずに高崎市の70代の男性ら3人に壊れた腕時計など価値のない物を質入れさせ、21回にわたり現金計約198万円を貸し付けた疑い。
県警によると、年金受給者に預金通帳を持参させ、年金額によって貸付額を決定。口座から自動引き落としで返済させていた。
出資法が定める貸金業者の上限金利年20%の約5倍の利息を受け取っており、県警は出資法違反容疑でも調べる。
追加日 | 2013-05-22 00:00:00 |
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更新日 | 2023-07-14 19:13:09 |
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